20代にしておきたいこと
最近23歳になった。
やはり20歳と比べると特別感は薄いけれど、自分は毎年、一つずつ歳を重ねることを意外と冷静に受け止めている。
それでも誕生日っていうものはやはり、妙に特別で非日常な感じがする。23歳になったことだしなんかいい本読みたいな~と思って手に取ったこれ。研究室においてある本。
- 作者:本田 健
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2010/04/15
- メディア: 文庫
20代にしておきたい17のこと。 実はこれは半年以上前、大学院に入り今の研究室に正式に所属したての5月くらいに一回読んでいる。
半年ぶりに、23歳のこのタイミングで読み直してみると、受ける印象がまた少し変わっていた。
当時付箋を貼っていたいくつかは
「うーんまぁ重要だけど普通だな」
と思ったり、
逆に貼っていなかったページに共感したり。
やっぱり本は時間を置いて読んでみるもん。
さて、この本には20代にしておきたい17のことが紹介されている。どれも大事なこと。
まーどれも大事なんだけども。17個って多いよな。そんな毎日17個のことも考えてられん。
というわけで、23歳という今このタイミングで読んで私が改めて共感し、今後の人生でも気にしていこうと思った7つを備忘録として残すことにする。
…と思ったんだけど、書いててかなり量が多くなってしまったので、今回は本当に大事にしようと思ったこと2 つだけ。
一流のものに触れる
人生は自分が触れたものになる
と著者は主張しているが、その通りだと思う。
文句や愚痴を漏らす人に多く囲まれていると、自分もどんどんネガティブになる。
一流のものに囲まれて、一流のものに触れていると、(自分が故意に遠ざけようとしない限り)一流に近づいていく。
これは人によっても違うし、一流の仕事をするだけが人生ではない。
- 一人でリモートで場所を選ばず働く
- 仲間とスノボをしながらリゾートバイトで生活する
- インスタグラマー
ほんと色々。
じゃあ私はどんな人と過ごしていきたいか?
社会を良くしようと思っていて、日々自分がやっていることを誇りに楽しんで仕事に取り組んでいる人が多いところ
で過ごしたいと思っている。
…修飾語が長い。
まず、将来の選択肢として「そもそも 組織に属するかどうか」
が考えられる。
組織に属さない人は、私の中で大きく分けて3つ
- 歌手や作家・デザイナー・アスリート・有名人など、エンターテイメントで価値を生み出す人
- 起業家
- フリーランス系
私は芸術の才能は皆無だからアーティストなどは無理。
そして、起業家。
起業家には、起業家の血が流れている気がする。
「起業」という行動は、努力や、日々ただ過ごすだけではやろうと思えないだろう。
最初は「革新性」「カリスマ性」「柔軟性」「度胸」「知識」全てが必要で、ちょっと頭がおかしい(良い意味)くらいの人がやるものだと思っている。
うん、自分にはこんな大胆さもない。
これは正直なところ「すごいな〜」「いいな〜」と思う。
情報科学のバックグラウンドを持たない私にとって、
プログラミングという、現代のイノベーションに不可欠な技術を身につけ、場所を選ばず価値をもたらせるのは素晴らしいことだと思う。
そんなに羨ましいと思ってるなら、さっさと、質の高いプログラミングスクールに行ってエンジニアになれよ、という話にもなるんだけど、
なんかそう単純な話でもないのだ。
理由の1つは「強い人が多すぎる」
Twitterなどで、色んなが色んな場で活躍しているツイートを見ると、
少子高齢化とはいえ日本には本当に優秀なエンジニアが底抜けとなくいるな〜と思える。
コンピューターサイエンスの知識がほとんどない自分が活躍できる土俵ではない。
私は、「かけ算」でやってくつもり。
あとは多分、スキルを身につけてどう稼ぐかよりも、
が自分にとって大事なのかなぁと思った。
日本って今、少子高齢化だの、IoT技術も中国や米国と比べて遅れてるだの、暗いニュースだらけ。
こんな問題は、私みたいなミジンコの力ではどうにもならない
せめて私は組織を通じて、社会に貢献したい。
やばいやばい言っても何も状況は良くならないんだから、
せめて、前向きに、
ひとつひとつ、
人と力を合わせ、
また、私は
多種多様な人との交流が人生を豊かにする
と思ってる。
世界を含め、できるだけいろんな人と、交流していきたい。
もちろんリモートで仕事をしていてもいろんな人と関わりは持つだろうが、
組織を通じた「繋がり」はやはり大きいのではないか*1。
タラタラ述べてしまったが、そんな感じで考えてみると、私にとっては所属する会社はすごく重要になってくる
私にとっての「一流の人」が多いかどうか。
より具体的には
- 価値創造や課題解決に本気で取り組んでいる人
- 深い専門知識を有している人
- ユーモアがある人
- 自分の得た経験を他人に還元することを厭わない人
この観点で見ているし
これは、就活の軸の一つにもなっている。
自分の門を開く鍵を持ち、チャンスが来たら、つかむ
7年前。私が16歳だった時。
初めてスマホを持った。
まだそのころはInstagramなんて存在も知らない。
それより前はガラケー。
好きな人とはメール、友達との連絡先交換はアドレス帳。
たった7年間では想像もつかないくらい、常識も変わったなぁと思う。
当時は、数学が嫌いで、コンピューターなんて一部オタクがやるもんだと思っていた。
エディタを使って四苦八苦しながら楽しんでいる今と比べたら、なんという変化。
そう、
未来がどうなってるかなんてわからない
のである。
何かの偶然が、自分のキャリアを決定づける可能性は大いにありえる。
私はこれはむしろ機会だと思っているし、
積極的にそれに飛び込んでいきたい。
肝心なのは、「良い」偶然を引き寄せること。
そのために行動し、準備する必要がある。
- 社会の流れや大きな問題に敏感であるための「オープンさ」
- やりたいこと・面白そうなものが見つかったらそれに飛び込むという「チャレンジ精神」
- チャンスがきたら掴むための「準備」
これは、私が大事にしている計画された偶発性理論の一部でもある。
後日紹介したいなと思うので取っておこう。
自分の価値観をタラタラ述べてしまったポエムになってしまったが
誕生日だししょうがない。
人生全力で生きていくぞ〜〜〜
*1:まぁいずれは、のびのびと自由に働きたいと思うようになることも否めないんだけど。