日々の学びと煩悩

Introspection and Resolution 2020

あっという間に2020年。

去年は、大学院の研究科を変えたこともあり、授業研究就活とめまぐるしく、これまでの人生で一番早く過ぎ去った1年間であった。

関わった全ての皆様に感謝します。

今後の記録のためにも、月並みですが、自己内省(self-introspection)と新年の抱負(New Year's Resolution)を書きます

※ (追記1/4) 具体目標追加

Introspection 2019

2019年、自分の中で地味に以下の目標を掲げていた

  • 本気で就活をする

    • 将来何をやりたいのか、どうなりたいのかを明確にする
  • 結果にこだわる

    • 研究で結果を出す (論文を出して国際学会に行く)
    • 統計の知識を身につけ、統計検定1級を取る
    • データ分析コンペで結果を出す
    • Webシステム開発の技術を身につける

やったこと(時系列順)



  • 自己分析を通じて自分の将来像を熟考した
  • 春学期5つ以上のグループワークと個人発表課題をこなしつつ、国際学会に論文を投稿してみた → ドバイで口頭発表、論文賞をいただけた
  • 上と同じタイミングで、とある外資IT会社の説明会になんとなく行ってみたら理念等々に惹かれ、そのまま選考を受けた。→ 技術職に内定をいただけた
  • 研究とは別に研究室のプロジェクト人生初の「Webアプリケーション開発」に携わらせてもらった(現在も)
  • 人生初のフルマラソンに出場し、それに向けてランニングなど練習した → 4時間15分切りできた
  • アウトプットとしてブログを始めた

できなかったこと



  • 統計検定1級 → フルマラソンと受験日が被っていた*1
  • KaggleやSignateなどのデータ分析コンペに挑戦するも、挫折 → 授業や研究との両立無理だった
  • ランニングしつつも太った。

総評して、達成度は70点くらいだと思う。

もっとも成長したこと



色々目標はあったのだが、予想外にも

自分は恵まれている

と思えるようになった「精神的成長」が一番大きな成長かもしれない。


去年は正直初めて、「家族」の応援というか支えを実感した。

自分の両親は元来自身の激動の人生経験が由来となりかなり偏屈で凝り固まった考えを持ち、それを子供にも押し付けようとする姿勢が本当に嫌でたまらなかった*2

その経験があり、私はこれまで達成したことは全部「自分の努力のおかげ」と思い込んできた。

しかしながら自己分析というか自分の人生を内省してみると、そのような半強制的教育も「自分のようにはさせたくない」という人生経験に基づいた親なりの愛情の裏返しであり、不器用なりに一生懸命考えた結果なんだなぁとか、

自分のために色々犠牲にしてきたこととか、

学費を捻出してくれるありがたさとか

なんか色々見えてきたことが多かった。



今年と去年と比べたら、考えられないくらい濃密な経験をさせてもらえたが、

これもひとえに周りの人々のおかげだったと実感している。

自己分析は、現所属研究室の先輩やOBの方々が忙しい中、付き合ってくださった結果だし、

国際会議の賞についても、指導教員および他大学の共同研究者の方から論文の書き方・論理の詰め方をみっちり指導していただけた結果。

Webアプリ開発には研究室のM2の先輩にかなり頼った。

様々なことにチャレンジさせ応援させてくれる周りの人々・状況に感謝することで、物事をポジティブに、謙虚に捉えられるようになった。

それに対して「自分は恵まれている」と考え、

さらに貪欲に色々な人から様々なことを教わることで成長し、

さらに機運も高まるサイクルが生まれる。



正直いって、自分が外資ITに内定をいただけるとは思っていなかった。

「それは結果が付いてきた人だから言えることでしょ」といわれそうだし、それも一理ある。

でも、少しの結果の捉え方次第で自分の普段の意識が変わるなら、運気が高まる方にした方がいいに決まってる

やっている行動や起こっている出来事全て

「どうせ偶然」

と、ひねくれた見方をするよりも、 「自分が積極的にチャレンジし、周りが助けてくれた結果」と思う方が、また同じようにチャレンジして、チャンスを作り出せると思う

ポジティブに。そして、アグレッシブに。



New Year's Resolution 2020



色々達成できたこともあるけど、総評「70点」としているように、

できなかったことも多い。



データ分析コンペは最たるもので、タイムマネジメント能力/純粋な自分の能力不足を実感させられた。

Web開発も、ニッチなフレームワークDashについての実践力はついたが、

より定番なDjango、さらにRubyJavascriptといったWebアプリ開発言語については真っさらだ。



それを踏まえて今年の目標は、

専門性を高めること

もちろん引き続き、「感謝」を忘れずに。

雑草精神で泥臭く日光求めるうちに違う景色が見えるように。



具体的な目標は、

  • 6月の統計検定準1級に合格する
  • 機械学習のテーマにチェンジし、結果を出す
  • 週3回以上の筋トレと有酸素運動
  • 週に1冊(=1年で50冊)本を読む。本を読むときは偏った主張に啓蒙しないよう異なる著者のもの2冊読む
  • 英語(留学しないけどTOEFL受験、目標100点)

11月の統計検定1級を逃してしまったので、6月の検定に目標をシフト。

そして、去年は社会科学系のテーマで国際学会に出させてもらったが、やはりデータ分析に興味があるので研究室のボスに相談しテーマをチェンジさせてもらった。

ので、こっちで結果を出す。

正直まだまだ実力不足なところが多すぎて、自分の成長を第一に優先してしまいそうだが、学んだとは後輩に還元しようと思う。

優れた先輩がそうしてきたように。



プライベートの目標に関しては割愛。

体重増加は自己管理能力低下の現れだと思うので、そろそろ本気で怠慢と向き合う。

11月は人生最後?のフルマラ*3再度出ようか検討中。

また、人間としてのを深みを出すための効率的な読書と、非帰国子女ながらも将来のチャンスを逃さないための英語学習を続けていこうと思う。

(p.s)

就活に関しては、本気で行きたいと思ったところから内定をいただいたが、ゴリゴリのエンジニアではないので、研究を通じて技術力を高め、他の会社も引き続き見ようと思っています。

(p.s)

そういえばブログの更新は不定期になってきているし、更新時間は1時間に収められていないしだが、引き続きアウトプットは意識して頑張ります!

wimper-1996.hatenablog.com

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

2020年もどうぞよろしくお願いします!

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2019.12.31. 年末論文合宿の終わりに研究室より(富士山!!)

*1:統計検定は準1級以上は受験日が年1回

*2:人生勉強ができないとだめから東大へ行け、とかは最たるものである

*3:つくば市内で開催されるフルマラソン、筑波大生は早期応募期間がある